海外と日本の看護師の違い

日本と海外では、看護に関する考え方が大きく異なります。日本の看護師は正看護師と准看護師の2種類ですが、海外の看護師は細分化されているのが特徴です。例として米国では5つに分かれており、簡単な看護ができる助手資格から包帯交換、看護記録を書ける資格、さらに上級の資格などが挙げられます。看護師の中でも上級の資格は、患者の診察やけがの処置、検査、薬の処方に至るまで権限を持っている場合も少なくありません。日本のようにサービス残業もなく、労働時間は週36時間、1日12時間です。平均的に週3回働いていることになります。その分専門分野に関する知識や技術を身につけなければならないため、空いている時間はほぼ勉強に使われるのが特徴です。

しかし、専門性が高いこともあり、年収は高いです。現在の日本の看護師の平均年収は400万円とされていますが、米国などではその2倍以上もらっています。海外の看護師資格は基本的に5年更新制となっており、更新手続き時に30時間以上の継続看護教育を受けている証明書を提出しなければ更新できません。州によっては2年に1度証明書の提出が求められ、これを怠ると看護師として働くことは不可能です。日本では更新手続きを必要とせず、永久免許制度となっています。犯罪などを犯さない限り、生涯現役として働けるのです。日本で看護師免許を取得している場合は、米国で教育を受けることで国際看護師の資格を取得できます。